2011年4月25日月曜日

卒業生からの投稿紹介3

卒業生 Yさんからの大阪万博の思い出に関する投稿を紹介させていただきます。
昭和の一大イベントでしたね(^^)

「大阪万博の思い出」

「エキスポ'70」それは初めて聞く言葉だった。
あちこちで、桜を型取ったシンボルマークを目にするようになり、いたる所で♪こんにちはぁ~こんにちはぁ~♪と三波春夫が歌う声が響いていた。
ちょうど5年生だった私は、幸運なことに「社会見学」の行事に乗っかり、万博会場へと向かうことができた。
「アメリカ館」「ソ連館」などの人気パビリオンは、どこも長蛇の列で入れずじまい。
どうにか「オーストラリア館」にたどりつくことができた。展示内容などは全く覚えていないが、閉園後、四日市市市内に常設されると聞いたときは少々がっかりしたものだ。そんな私が一番期待していたのは「動く舗道」であった。マンガの中の未来都市に夢膨らませていた私は、どうしても「動く舗道」を体験してみたいと思っていた。恐る恐る踏み出した第一歩は、思い切りよろけてあえなく終了。
次は「太陽の塔」。奇抜なデザインと色鮮やかさに感動するも、数日後、「太陽の塔」に、何者かが籠城し大事件となった。たまたま、その時期に会場へ行った父が撮影してきた写真には、犯人の姿がはっきり写っており何枚もの写真が我が家に残されていた。
そんなこんなで、「万博の思い出」といえば「太陽の塔籠城事件」となったのである。

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